薬物乱用と依存を根絶するという目標を達成するために、ナルコノンのスタッフとボランティアたちは、この問題の規模と効果的な解決策に対する意識を高めるために、薬物防止教育キャンペーンを通じて専門家や教育者、国会議員や地域社会の人々に訴えています。
薬物を使用している人は自分の人生を台無しにするだけでなく、多くの場合、周囲の人々にとっても危険になります。 ナルコノンの薬物防止教育は、人々が薬物依存の仕組みを十分に理解するのを助け、薬物が人の心や身体に及ぼす正確な影響を説明します。 この情報は、人が薬物乱用に走るのを抑止することが実証されています。
ナルコノンは、学校、社会奉仕クラブ、教会、コミュニティー・センターなどのさまざまな場所で薬物防止教育プレゼンテーションを提供し、薬物乱用についての重要な情報を伝えています。
このほか、ナルコノンの地域社会活動には、地方の健康フェアでの薬物防止教育資料の配布や、主要なスポーツ・イベントの後援なども含まれます。 ナルコノンの薬物防止教育小冊子は、10言語で世界中の何万もの人々に配られました。
コロンビアで、ナルコノンは全国規模の一般向け意識向上キャンペーンを行いました。学校、大学、市民団体にプレゼンテーションをしたり反薬物依存世界大会に参加しました。
ハワイで覚せい剤がまん延していた時、ナルコノンは州規模で薬物乱用防止教育キャンペーンを行いました。親のインタビューを元にした「あなたの子供を薬物から守るために親が知っておくべきこと」というDVDを制作しました。 ナルコノン・ハワイは、ハワイ諸島で9,000枚のDVDを配布するとともに、100の学校やグループで、何万もの生徒たちに薬物防止教育プレゼンテーションを実演しました。
アメリカ合衆国麻薬取締局の移動式展示会、またニューヨークのタイムズ・スクエアにある同じ局の博物館と共同で、ナルコノンの薬物防止専門家たちは、州の至る所から見学に来た何千人もの児童・生徒にプレゼンテーションを行いました。
ナルコノンのスタッフとボランティアは、インド、パキスタン、中国、アフリカ、イランなどで開かれた国際会議で、効果的なリハビリテーションと薬物防止テクニックに関してプレゼンテーションを提供しました。
フィリピンでは、フィリピン薬物取締局と危険薬物委員会の招待で、ナルコノン国際本部から派遣されたスタッフが、薬物リハビリテーションのトレーニングと教育を専門家たちに提供しました。 このトレーニングを受けたフィリピンの政府職員たちが、その後20万人以上の生徒に提供しました。
インドのムンバイでは、ナルコノン国際本部のスタッフが、6つの大学の学生、医科大学の医師たち、さらにその他の市民グループに薬物防止教育トレーニングを提供しました。
ナルコノン国際本部のスタッフはガーナのアクラに赴き、ナルコノン・ガーナ薬物防止教育センターの開設を助けました。 それ以来、ナルコノン・ガーナのスタッフは、毎年全国各地を旅して、学校やその他の場所で何千人もの子供や大人たちに薬物防止教育を提供しています。
アメリカでは、「フレンズ・オブ・ナルコノン」という草の根運動として始まったものが、アメリカの4,000以上の学校で使われる薬物防止教育カリキュラムに発展しました。
またナルコノン国際科学諮問委員会は、薬物リハビリテーションの分野で中心的な役割を担ってきました。 長年、委員会メンバーは浄化手順のさまざまな側面について臨床試験を行ってきました。 彼らはこの手順に関する数多くの研究論文を科学会議や機関誌に提出してきました。スウェーデン王立科学アカデミーの学術誌、毒物学ジャーナル誌、アメリカ公衆衛生協会、人間の浄化に関する国際会議などです。